ニュース

2024.06.21

鮮魚情報

養殖ぶりの産地 『遊子YUSU』

私たち板橋貿易は、国内外のお客様に日本の美味しい食を伝え、知って頂きたいと思っています。そのためには私たち自身が日本全国の産地に訪れ、生産者の方々から知識やスキルを学び、各地方の食文化に触ることが大切だと思っています。

そんな中、今回、養殖業が盛んで様々な種類の魚を養殖している愛媛のブリ(ハマチ)の養殖場をご紹介させて頂きます!

愛媛の西側に『宇和島』があり、その中に『遊子(ゆす)』という地名があります。

そこで養殖されているのが遊子ブリ。

近年、餌代や燃料費の高騰、2022年の歴史的なモジャコ(ブリの幼魚)の大不漁などにより経営困難に陥っている養殖業者が多数存在します。特に餌代の高騰は養殖業界において魚の価格に最も影響する要因です。その餌代に関して上手く取り組みを行い、価格と供給の安定を実現できている業者と漁師の方々がこの遊子にいらっしゃいます。

また、愛媛は養殖の産地でもあるため他の魚も養殖されています。遊子の海域は水深が突然深くなるリアス式海岸で、酸素濃度が高いため、魚の運動量が多くなり、身がしまってその分おいしい養殖魚となります。そのため、県内ですぐに加工できる工場もたくさんあり、細かな対応も可能で、加工面でも非常にメリットがあります。

まるごと一尾(ラウンド)

エラ腹除去、頭カット(ドレス加工)

 

これからの養殖業界はただ安く売るということだけでは続かない状況となっています。

天然魚も年々少なくなっているのでより養殖魚の存在が重要となってきます。そんな養殖業者が生き残れるよう、私たち板橋貿易は生産者の声、商品の良さを直接感じ、それをお客様に伝えることが重要だと考えています。これからもいろいろな産地や市場へ自らの足で訪れ、肌で感じ、学んだことを皆様にお伝えし、販売につなげていきます。

産直の商品で何かお問い合わせございましたら、お待ちしております。

 

【お問い合わせ窓口】
板橋貿易株式会社
食品部
TEL :+81-3-3248-1016(平日 10:00~17:00(+GMT8:00))
FAX :+81-3-3248-1008
E-MAIL: shokuhin@itabashi-trading.com

ページTOP