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2021.08.06

食品ニュース

寿司酢を北米に!

5月10~11日の2日間で取引先のお酢の工場へ出張に行き、北米向けの寿司酢のバンニング(コンテナへの積み込み)作業に立ち会いました。作業後は普段立ち入れないような工場内も見させて頂きました。  

お酢だけでコンテナ組むのは初の試みでしたが、取引先の方々がとても丁寧に作業をして下さり、過去の実績から高さや重量の安定性を考え計画していた部分もあったので、無事にバンニング作業を終えることができました。

今回は左の写真のような積み方で全20パレット(540)+バラ積み42箱で計582箱。1ケース20リットルの寿司酢なので約1.2トン!

一般的に米1(シャリ15貫分)に対して寿司酢30mlを使うと言われておりますので、今回の量を寿司の貫数にすると約58万貫分にもなります!

いかに海外で寿司の文化が根付いてきているか、需要があるのかを感じさせられます。

2段重ねにしたパレットを奥から丁寧に積み込んでいきます。

最終的には手前まで隙間なくびっしりと埋め尽くされました。

それでもできてしまう隙間を空気を入れて膨らませる紙で埋め、さらに手前を固定するテープのような製品で手前への荷崩れも防止し、積み込みは完了です。

バンニング作業後は工場内を視察し、お酢作りについて様々学ばせて頂きました。

【基本的なお酢の作り方】

①精米した米を蒸し、米麴と水を加え、米の澱粉を糖に変えた所に酵母を加えて発酵させお酒を造る。

②できた酒に酢酸菌を加え、酢酸発酵させる。

③発酵を終えたら12ヶ月程度寝かせる。

④ろ過や殺菌を行い完成。

弊社は商社なので自社で商品を持ってはおりませんが、今回のように実際に取引先に出向き、そこで取引先の方々の商品に対する情熱を肌身で感じることで、同じ熱量でこの商品の良さ、美味しさなど伝えていかなければならないと強く感じました。

 

もちろん寿司酢だけではなく、フルーツ酢(リンゴ、ぶどう、ブルーベリー、レモン等)、ポン酢などもご案内させていただきますので、お酢製品に興味がある方は、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

お酢の作り方なども実際に出向いて話を聞いたり見たりすることで分かる部分も多く、オンラインやネットで何でも完結してしまう世の中ですが、自分の足で現地へ行くことで得る知識や人との繋がりは絶対にあると思います。

そんな気持ちを常に持ち、今後も様々な商品の良さをお客様にお伝えし、日本の美味しい商品を世界に広めていければと思っております。

参考ページ:板橋貿易() > 事業案内 > 食品ビジネス >食品ビジネスニュース一覧

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