2021.11.24
食品ニュース
深夜2時の東京
深夜の2時、あなたは何をされていますか？いい夢を見ていますか？SNSに夢中になっていますか？それとも一日を終えて、家に着いたばかりですか？
その時間の豊洲市場は、別の世界になっています。
ここでは一般的な日常とは違った風景で、深夜から一日の作業が始まります。
私は中国から日本に来て3年目です。今年5月1日から板橋貿易に入社しました。現在、豊洲市場で主に海外向けの鮮魚出荷に携わっています。そこでは、他では絶対見えない景色を見ることができ、体験させて頂いております。それでは私と一緒に見てみましょう。
前日の夜から、全国各地からトラックがずらりと並んで、新鮮かつ美味しい魚を運んでくれます。北から南まで日本各地の鮮魚がたくさん集まります。豊洲市場では全国の味を堪能でき、まるで日本を旅しているようです。
市場の正面
市場内の日常
私たち、板橋貿易は豊洲市場から、日本の味を世界にお届けいたします。
2時からスタッフも万全な準備をし、新鮮なものだけを厳選して、低温の場所で素早く梱包してから、国内外に届けます。
弊社は沢山の鮮魚を取り扱っていますので、お客様に新鮮な状態でお届けするために色々工夫して梱包を行っております。
「マグロ」
「ウニ」
これらは実際に見て体験しなければ、知らないことだらけでした。「マグロ」は大きいものだと思っていましたが、実際にみると、その想像をはるかに超えていました。「ウニ」も同じような見た目ですが、実際は種類も多く、値段も違います。「しらす」は生の状態の名前ですが、調理することにより、「ちりめんじゃこ」や「釜揚げしらす」などと名前が変わります。私にとって一番難しいのは「ブリ」の名前です。ブリは出世魚ですので、成長段階により呼び方が変わります。地域でも呼び方が違います。私は呼び方を覚えることに苦戦しております。
「ブリ」
魚の梱包方法は想像より大変でしたので、これからも勉強し続けなければならないと痛感しております。
もしあなたがその現場を見たら、私と同じく感動すると思います。真っ赤な「金目鯛」、色鮮やかなオレンジの「サーモン」、白い「ホタテ貝柱」、透明な「しらす」、巨大な「マグロ」、小さな「ホタルイカ」など、魚種ごと、国ごとに梱包しています。その光景は、多彩な世界です。
鮮やかな「金目鯛」
色鮮やかなオレンジの「サーモン」
白い「ホタテ貝柱」
透明な「しらす」
巨大な「マグロ」
小さな「ホタルイカ」
海外向けの商品は、当日の飛行機で、24時間以内にお客様の手元に届きます。日本に来ることができない外国の方々や海外在住の日本の皆様は、日本国内と同じ味を楽しむことができて、きっと癒されるでしょう。皆様は日本食を味わうとともに、現代の物流の速さにも感心されると思います。
トラックに積んで、空港に向かう。
国内向けの商品は、早朝ご注文を頂き、当日にお店に届けられるので、鮮度が非常に良いです。その鮮魚は、様々な料理に変わり、来店されるお客様に提供されます。今日あなたがお店で頂く魚料理は私たちが厳選したものかもしれません。
いかがでしょうか？この魅力的な豊洲市場をご自身で見てみませんか？それではいつか豊洲市場でお逢いしましょう。
ご興味のある方は下記までお問合せお願い致します。
担当：井口、小長谷、篠崎までお待ちしております。
食品部 TEL 03-3248-1016（平日 10:00～17:00） FAX 03-3248-1008