2025.03.03
食品ニュース
空飛ぶサーモン!
板橋貿易では毎週鮮魚を豊洲から北米に輸出しています。
その中でも今回は売り上げ拡大の為に、アメリカ北西部最大の都市ワシントン州のシアトルとポートランドのお客様を訪問して参りました。
日本では9月でまだまだ暑さが残る中でしたが、シアトルは20度以下で肌寒く感じました。
シアトルに到着してからは普段からやり取りを行っている輸入者様とお客様のお寿司屋さんにて会食を行いました。 シアトルということもあり、店内にはイチローのグッズや写真、 ユニフォーム等が飾られていました。
注文したお寿司のセットにはアメリカで親しまれている巻き寿司の一種である、カリフォルニアロールも含まれていました。 メニューを見ても20種類以上のカリフォルニアロールがあり、人気がうかがえました。 中にはBlazing Godzilla (燃えるゴジラ)という名前の辛いカリフォルニアロールがあり気になりましたが次回チャレンジしたいと思います。
日本人シェフがいるということもあり、天ぷらや揚げ出し豆腐など日本料理を食べましたが、どれも美味しく日本で食べる味と何も変わりはありませんでした。
翌日には輸入者様の倉庫を訪問し、サーモンの加工場やマグロの加工場を見学しました。
サーモンはアメリカ北西部のシンボル的な魚です。天然のサーモンが生息できるということは、綺麗な水があり環境が良いという証拠です。
また、市場調査のために訪問したパイク・プレイス・マーケットという名前の市場は、現存する公衆市場では全米で最も歴史のある市場でした。
マーケットに入るとまず目につくのが、魚売場。サーモンやカニ、ロブスター、イカ、たこなどが店頭にところせましと並んでおり、たくさんの観光客が詰め掛けていました。
そして市場の中でもひときわ目立って人だかりができていたのは、威勢のよい掛け声とともに店員がカウンター越しに魚を高々と放り投げているお店でした。
魚を購入した後のパフォーマンスで、魚が空を飛ぶ豪快で愉快な光景に多くの観光客は笑顔になっていました。 魚のキャッチボールは2度か3度繰り返されて包装されます。
たまにミスをして落とすこともありましたが、そこはご愛嬌といったところでした。
内心「豊洲の業者の人たちが見たら怒るだろうなぁ」という気持ちで見ていました。
↑空飛ぶサーモン
今回の出張で普段から連絡を取り合っているお客様のお店を訪問し、多くのご意見やご要望をいただきました。すべてのお客様に共通して言えることは、現地の人たちに美味しい魚を食べてもらいたいという信念を持って仕事に取り組んでいるということでした。
その気持ちに応えるべく、私どもは各産地や各市場から良いものをお届けできるように今後も精進してまいります。
商品の取り扱いについてご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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