2021.12.20
鮮魚情報
【2021年12月度】冬限定 氷見寒ブリ
世界中でブリの水揚げ量一位を誇る日本は、養殖技術の発達により、現在は旬の冬ではなくても一年を通して美味しいブリを楽しむことができます。
そんな中、ストレス無く自然豊かな環境で成長した天然物は、こだわりのある職人や食通に人気があります。
日本のブリの産地は、北は北海道から南は長崎までと言われていますが、今回は北陸地方に位置する富山県の名物氷見寒ブリを紹介させて頂きます。
氷見漁港
日本海の中央に位置する富山湾は、日本海に生息する約800種の魚介のうち、半分以上が生息しており、”天然のいけす”とも呼ばれる水産資源に恵まれた地域です。
その為、富山湾沿岸の地域では一年中美味な魚が味わえます。
この富山湾の中でも北西部に位置する氷見市にて、
・決められた領域内の定置網で捕獲され
・氷見漁港で競られ かつ
・6kg以上 大きなサイズのもの
この3条件に満たされたものが「氷見ブリ」として認定されます。
市場では、青い箱が目印とされています。
氷見ブリの青い箱
その旬はわずか11月末から2月頭の2ヶ月間です。
決まった条件の中で漁獲され、旬の短い氷見寒ブリは 冬の高級魚として知られています。
氷見ブリは、冬の冷たい水の中で育つため、身が締まっていて歯ごたえがあり、お刺身ではコリッとした弾力ある食感を楽しめます。
脂のりが良いい柔らかい腹の部分は、お刺身だけでなく ブリしゃぶやブリ大根も定番ですね。
ブリは海外において、日本料理に使われる魚として知られているかもしれませんが、カルパッチョやパン粉焼きなど洋食の調理方法にも合う万能なお魚です。
弊社の海外のお客様も寒ブリの時期になると10kg以上の大きいなサイズを指定してご注文くださいます。丸々と太って脂乗った寒ブリの濃厚な味わいは海外のお客様にもとても人気があります。
ブリ大根
ブリのパン粉焼き
日本の美味しい魚をもっと色々な形で海外に広めていきたいと考えております。
弊社は海外向けに氷見寒ブリの輸出対応が可能です。
ぜひ興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
【お問い合わせ窓口】
板橋貿易株式会社
食品部
TEL :+81-3-3248-1016(平日 10:00~17:00(+GMT8:00))
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担当:高山(日本語・英語・ドイツ語)