2021.06.04
鮮魚情報
【2021年6月度】梅雨の水を飲んで美味しくなる魚
今年は例年になく梅雨入りが早く観測されました。
6月頃から旬を迎える鰯(イワシ)を紹介させて頂きます。
6月から7月にかけ、イワシは産卵期を控えているため、脂の乗りが抜群です。
ミネラル豊富な梅雨の水を飲んだイワシは特に美味しくなるといわれています。
いわし類の水揚げ量全国1位の千葉県銚子市では、この時期のイワシを「入梅(にゅうばい)イワシ」と呼んています。
通常イワシはスーパーで手軽に購入できますが、「入梅イワシ」はブランド品として扱われます。
イワシ、サイズは20㎝前後、体側の斑点が特徴です。
ムシムシじめじめと過ごしにくい梅雨は食欲不振になりやすいですが、
栄養価の高いイワシは血行を良くするDHA、EPA、疲労回復に良いビタミンB2が豊富です。
是非イワシを食べて元気になりましょう!
食べ方
新鮮なイワシはそのままお刺身で美味しく頂けます。
さっぱりした味わいのイワシ梅肉しそフライ、ご飯の進むイワシの蒲焼もおすすめです。