2022年2月27日、妊娠19週目の患者様からご連絡をいただきました。

2月中旬に中国の解放軍第九00病院を受診され、「上咽頭癌、右頸部リンパ節転移、T3N2M0 stage III」と診断されたとのことでした。

妊娠中にがんという厳しい現実に直面された患者様のために、一刻も早く治療を受けられるよう、板橋本社医療事業部と大連ライフサイエンス部門のスタッフ全員が全力を尽くし、患者様のすべての医療情報、画像データをすぐに翻訳、整理しました。

その後、すぐに病院と連絡し、患者様の状況、情報を伝えました。その結果、がん研有明病院の元副院長の瀧澤教授にご対応いただくこととなり、問い合わせから3日後の3月2日にセカンドオピニオンが実施されました。

瀧澤教授からは、患者様の病状の確認と、今後の治療方針についてのご説明がありました。上咽頭がんの放射線治療、抗がん剤治療が妊娠に対する影響など、また今後の妊孕性について、1時間かけて詳しく説明していただきました。

患者様とのZOOM会議、医療情報の確認

 

セカンドオピニオンが完了してから、患者様は先生のご意見を受け、その日の午後に入院して治療を始められました。

板橋貿易は最先端の医療機関と連携しながら、皆様に最新且つ、迅速なサービスを提供いたします。