2019年3月25,26日に米国ウィスコンシン州において、自社開発製品に関する会議および農場視察を行いました。
会議には日米専門家を招き、酪農現場の実情や課題など活発な意見交換を行う事が出来ました。
農場視察では、米国の農場規模や家畜管理方法など、日米での共通/相違点を学ぶ事が出来ました。
乳牛数:2,250頭の中規模農場。
1頭につき1日3回の搾乳を実施するのが一般的です。
聴診器を使用し、食欲減衰の原因になる第4胃変移を診察しています。
第4胃変移と診断された場合は、胃を正しい場所に戻す手術が行われます。
心拍数の測定器や、 マイクも内蔵しており、牛の反すう状態等のモニタリングが可能です。
【搾乳場】青いユニットが搾乳時にBHBA等を自動で測定出来る装置。1ユニット:2,000㌦
ケトーシスで食欲の無い牛には、胃に管を挿入してポンプで直接サプリメントを注入しています。
農場内にある検査ラボ
アメリカの中規模以上の農場ではこの様な施設を持っています。